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創業支援相談員ブログ

神戸で起業支援をおこなっている「SOHOプラザ」のブログです。 起業に役立つ情報を発信いたします。

よいビジネスプランって?

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

いよいよ9月になり例年であれば秋の便りが聞こえてきそうな時期ですが、今年は異常気象ということで未だに猛暑日が続いていますね。しかし、9月といえば上期の決算月でもあり何かと忙しい時期です。
天気予報ではあと半月程度はこの暑さが続きそうですが、頑張って何とかこの暑さを乗り切りましょう。

さて、先日、(財)神戸市産業振興財団 経営支援部の方とお話しする機会がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、(財)神戸市産業振興財団では「KOBEドリームキャッチプロジェクト」を主催者であり、また、起業家向けのオフィス提供や各種経営支援活動等を通して神戸市の創業支援事業の中核を担う活動をされいます。

その方との会話の中で、起業家の方に客観的な視点を持っていただく為にはどのような支援をすればよいのかという話題がでました。前回の私のブログでもご紹介しました「主観性と客観性」の違いを、起業家や経営者の方々にいかに気づいていただくかとい問題は、我々創業支援や経営支援に携わる者に共通する大きなテーマのようです。

それでは優れたビジネスプランとはどのようなモノなのでしょうか?
その定義はビジネスプランを読む人の立場や価値観によって様々に変化すると考えられます。
一方、よいビジネスプランとは、誰が聞いてもその計画の検証方法に信頼性や妥当性が認められ、適正な評価基準が兼ね備えられており、利用価値や実現可能性、維持可能性が高い(有用である)ものとも言えます。

「信頼性」とは、検証しようとするものをどのくらい一貫性を持って測定できているかを意味しています。
また、「妥当性」とは、その検証しようとしているものをどのくらい的確に測定しているか、または読み手にとってどれだけ有益な情報を生み出すものであるかを意味します。

そのなかでも妥当性を見るうえで特に重要なことは、内容と基準関連の妥当性です。

内容的妥当性とは、分析項目が適切であるかを調べ、分析しようとしている内容や領域が項目サンプルによってどの程度代表されているかを見ることです。つまり、内容に適切なレベルの完成度があるかという点をみていきます。
一方、基準関連妥当性とは、検証しようとしているものをその検査尺度以外の尺度(外的基準)で評価する妥当性のことで、主として元になる構成概念や理論(算出方法)が存在しない場合に使用されます。
例えば、自社の市場規模や目標売上高を設定する際に市場規模予測の精度を高めるやり方として、特性が似ている信頼できるデータを元にして、その相関から結論(推論)を導く方法があります。
市場全体というマ
クロな要因からターゲット層の割合を類推した市場規模を、個別の顧客行動などの積み上げによって考えたミクロ市場の規模に置き換えてを比
較検証する方法などです。

加えて、「有用性」とは実際的な有効性であり、この中には「実現できるか?」、「儲かるか?」、「続けられるか?」といった要素が含まれます。
いくら市場分析や検証の方法に信頼性と妥当性があっても、実行プロセス(実際の行動計画)が不明確であったり、費用・時間がかかりすぎるものはよいビジネスプラントは言えません。
つまり、起業家の身の丈にあった行動計画が伴わないビジネスプランは有用とは言えないのです。

今週末には、前期の起業家養成塾の締めくくりである「ジャンプ編 2回目」が開催されます。
受講生の皆様が前回講座での指導内容を受けて、自身のビジネスプランの信頼性や妥当性、有用性の表現方法をとのように工夫されたかをお聞かせていただけることが今から楽しみです。

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