この秋以降の政局の行方にはご注意を!
こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。
先週末に梅雨明けが発表された途端、いきなり夏本番に突入して連日猛暑の日が続いていますが、皆様はうまく体調管理ができていますか?私は例年10月頃にになると夏バテの影響で体調を崩してしまうのですが、今年は例年より体調を崩す時期が早まりそうな気がして心配です。できるだけ冷房のかけすぎや冷たいものの取りすぎ、不規則な生活や夜更かしに注意をして、今から体調管理に努めたいと思います。皆様もくれぐれもご自愛下さい。
さて、先日、30年来つきあいのあるトヨタ系デーラーの店長をされている方とお会いする機会がありました。
皆様もご存じのように、緊急経済対策の一環として実施されてきたいわゆる「エコカー補助金」が今年の9月末で終了することになっています。そこで、この対策の効果や今後の影響について現場の生の感想を聞いてみましたので、その内容の一部をご紹介します。
この度の緊急経済対策はカーデーラーにとってはとても有り難い制度だったようで、その方が勤めている販売店でも「エコカー減税・補助金」のおかげで過去最高の販売実績を記録したそうです。しかし、その後の影響については、私が最短でも4~5年程度は販売が落ち込むのではないかとの観測を示したのに対し、その方は今後10年間は販売が低迷するとの見解をもたれていました。どちらにしても、国内の潜在需要を先食いした形になっていることは明らかで、今後数年間は国内自動車市場の回復は見込めないようです。メーカー側もそのように判断しているようで、各自動車メーカーが今後は海外市場に活路を見出すために海外での生産拠点の拡充・強化を推進する計画がニュース等で頻繁に報じられています。自動車や大手部品・製造装置メーカーの生産拠点が海外に移転してしまうことで、国内産業が空洞化してしまうことが懸念されています。
一方、プリウス等のハイブリットカーは今から発注しても10月以降の納車になる(エコカー補助金の対象外になる)とのことで、販売の前線では既に10月以降の納車を前提にした大幅な値引き販売を始めているようです。
各種の経済指標からは街角景気に持ち直し傾向が見て取れるとはいえ、我々庶民の実感や中小企業の経営実態をみる限りは、まだ景気が回復してきたとは言い難いというのが本音です。また、自動車産業は裾野の広い産業だけに、街角景気や中小企業への影響も甚大です。今後の国内の景気動向を見極めるためにも、秋以降の自動車市場の動向から目が離せません。
さらに、この現象は自動車業界だけでなく、本年12月末期限の「家電エコポイント制度」の恩恵を受けている家電業界も同じ傾向が見受けられます。大手家電メーカーではフィールドサービス要員の人員削減等の動きが既に始まっているという話も聞きました。
それ以外にも行政機関の雇用関連の各種助成金・雇用対策の内容がこの秋以降に大幅に見直される模様で、政府や行政機関はこれまで続けてきた緊急経済対策の各種施策のやめどきを探る動きを強めそうな気配です。
先の参議院選挙の結果をうけて今後の政局の行方はどうなっていくのか見極めることが難しい状況ではありますが、時代の変わり目をうまくつかむことはビジネスでの成功をたぐり寄せる絶好の機会でもあります。
この秋以降の政局の行方や各種政策の行方をしっかりと見定め、時代の流れを先読みしてしっかりと準備し、先手必勝の機会を見極めて時期を逃さず行動できた者だけが成功への階段を上る事ができるのです。
トラックバック
- このエントリーのトラックバックURL:
- http://www.soho-plaza.com/cmt/mt-tb.cgi/892