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創業支援相談員ブログ

神戸で起業支援をおこなっている「SOHOプラザ」のブログです。 起業に役立つ情報、日々の更新情報を発信いたします。

2010年5月25日

ビジネスプランの評価

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
今日はじめてご相談に来られた方は、長年自営業をされたご経験のある方で、すでにビジネスプランも概要を書いてきてくださいました。
プランの可能性等についてのアドバイスというのがひとつの目的でした。

残念ながらプランの一部については、少しリスクもあるようでしたので、やや厳しい見方で意見を述べさせていただきました。プランがダメというよりは、相談者の方の現況や目的なども含めて考えると、慎重に検討された方がいいのでは、という判断でした。

起業相談で、「この事業はいけそうですか?」と聞かれることも多々あります。
このような時に、私はなかなか歯切れのよい回答はできません。

力不足もあろうかと思いますが、例えば自分が出資するとか事業主体であるとかであるのでない限り、是か非かという判断は困難だと思うからです。事業可能性というのは、あくまで確率の問題でしか評価できないものです。
そして、新規性や独自性のあるビジネスほど、評価は割れやすいものです。新規性の高いビジネスプランでは、一流の専門家が軒並みダメだと言った事業がヒットするなんてこともあります。

我々専門家がお答えできるのは、あくまでも確率であり(しかも専門家でも見解が異なることも多い)、当たり前のことですが実際に決断するのは起業家自身です。
しかし、確率が低いと考える人が多いほど、事業の困難も大きいというのも確かですから、意見は意見として受け止め、参考にしてよりよい決断をしていただければと思います。

2010年5月20日

起業セミナー「ホップ編」もよろしく!

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

前回の箕作先生のブログでもご紹介がありましたように、来月5日から本年度の起業家養成講座がスタートします。
6月5日のプロローグ編には多数の方から受講申し込みを頂きましたので、当初の定員枠(15名)を広げてできるだけ多くの方に受講していただけるようにしました。まだ、少し定員枠に空きがあるようですので、ご興味のある方は早めにお申し込み下さい。

また、「プロローグ編」に引き続き、6月19日からは「ホップ編」が開催されます。
本編「いつかは起業したい人のための準備塾」は、起業の夢はあるもののはじめの第1歩を踏み出す勇気が持てない人を対象として、以下の全3回のテーマ別講座で構成されています。

 第1回 : やりたいこと・できることも見つめよう
 第2回 : ビジネスアイデアを広げよう
 第3回 : ビジネスアイデアを深めよう

本編第1回講座は私が担当させていただき、第2・3回講座は箕作先生が担当されます。

本編では、「個性を活かしたビジネスアイデア」づくりをテーマに、自分の思いや形のない資産(知識・経験・スキル、ネットワークの強み)を引き出して整理していく過程やビジネスアイデアを組み立てていく過程を、ワークによる体験を通して習得していただくことを目指しています。
「自分をあり方」を知ることの大切さは先週の私のブログでもご紹介したとおりですし、アイデアの作り方を知っておくことは起業家だけではなくビジネス全般に広く活用できるスキルでもあります。

講座開講までまだ日がありますので、現時点での参加申し込み状況では定員枠までにまだ十分な余裕はあります。
しかし、本講座はワークショップ形式での進行を予定しているために、講座の品質を維持するためには講師の目の届く範囲に定員枠の上限を維持しておく必要があります。そのうえで、ご参加頂いた方個々に内容のある情報をお伝えできるような講座づくり目指しています。
そのため、参加希望人数が定員枠の制限(12名)を越えてしまうと、ご参加いただけない場合があります。
開催日が近づくとお申し込み問い合わせが急に増える傾向がありますので、ご興味のある方や参加を予定されている方は早めに申し込みされることをお勧めします。

2010年5月18日

起業セミナー「プロローグ編」のご案内

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

すでにメルマガやHPで告知済みですが、6月5日(土)の「起業を知りたい人のための入門塾」は、私が担当させていただきます。
このセミナーは、今後順次開催される起業セミナーのプロローグ編という位置づけのもの。
「いつかは起業してみたいが、何から手をつけていいのか分からない」という方がターゲットです。起業相談でも、「何から始めたらよいですか?」「どんな勉強をしておけばよいですか?」というご質問が多いのです。
そんな方のために、このセミナーでは、起業準備を始める前にぜひ知っておいていただきたいことをコンパクトに整理してお伝えします。

また、このセミナーでは、すでに起業された方をゲストとしてお呼びし、貴重な経験談をお話いただきます。

今回のゲストは、「CUTEレンタカー神戸」の大野さん。
学生専用のレンタカーを2007年に開業されました。
「貴重な学生時代にたくさん思い出を作って欲しい」という強い思いをお持ちで、料金も格安です。「車」という維持費の必要なビジネスで、格安料金を維持するのはとても大変なこと。
色々とご苦労もされながも、不屈の精神で事業を成長させておられます。
これから起業される方には、ぜひお話を聞いて欲しいと思い、ゲストをお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。起業前には、SOHOプラザのセミナーも受けてくださっていたそうです。

強い信念をお持ちなのにとても謙虚な方でもあり、人間的にも素晴らしい方だと思っています。

ちなみに本セミナーは、定員15名のところ、すでにお申込者多数とのことで、定員増をして対応する予定になっています。
どうぞお早めに、下記よりお申し込みくださいね。
http://www.soho-plaza.com/service/seminar.php

2010年5月13日

自分のあり方

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

さて、前回の箕作先生のブログの「魅力の自覚」では、自分の事業の魅力を自覚できていない、もしくはうまく整理できていない方が多いといった内容のお話が紹介されていました。そのうえで、事業の魅力を考える際に必要な3つの切り点が紹介されていました。
それら3つの切り口を自分なりに整理しておくことは、商品を売る現場ではとても大切なことですし、それをうまく表現できるように準備しておくことが、営業成績を上げるための第1歩になります。

加えて、事業を取り巻く状況は個人の力では簡単には変えられませんから、それらの状況を受け入れたうえで、自分の思いに共感してくれる人・顧客を見つけ出すことが、事業を成功させるうえでは必要不可欠になります。
そのうえで、顧客に自分の思いや商品に共感してもらい、納得してもらえなければ商品は売れませんし、事業を続けていくこともできません。

つまり、経営者や管理者には他者(顧客や取引先、部下、同僚等)から納得を引き出すためのスキルである「リーダーシップ力」を身につけておくことが求められます。
そして、リーダーシップを有効に発揮するためには、以下の3つの要素の関連をしっかりとおさえておくことが求められます。

第1の要素: 自分の思いやこだわり、行動様式(癖、スタイル)を把握した上での「自分のあり方」。
第2の要素: 他者の特徴を把握した上での「他者との関わり方」。
第3の要素: 企業を取り巻く状況と企業内部の状況の2つをきり分けて把握した上での「組織との向き合い方」。

特に、第1の要素である「自分のあり方」については無頓着な人が多いようです。
多くの人は自分のことだから分かっている「つもり」になっていますが、実際にはそれぞれに自分では気がついていない癖や、ついやってしまう行動、こだわりがあり、その罠にはまって後悔するといった経験をくり返しています。
皆様にも、つい言ってしまった一言や行動がもとで人間関係がこじれたりけんか別れすることになってしまった、信用を無くして仕事が不調に終わったなどの現実に直面して、「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう、してしまったんだろう」と後悔した経験の1つや2つは必ずあるはずです。

自分で気づいていないものや意識していないものは、コントロールすることも回避することもできません。
そのような感情や行動の見えない罠にかからないようにするためには、自分自身を客観的に見る姿勢を作ること、何時でも「自分のあり方」を意識して行動できるようにしておくことが大切になります。

特に、起業を目指す人には、「自分の夢」色に染まった色眼鏡で世間を見ていることを認めない、気がつかない傾向が多分に見られます。先ずは自分が身につけているものの見方、考え方、自分の夢やこだわりという色眼鏡の色合いを知り、その上で他者や組織と向き合うときには、その色眼鏡を外したクリーンな状態で向き合えるようにすることが、物事を正しく冷静に見極めるためにとても大切です。

「自分のあり方」を知る手がかりとして、性格診断や行動特性診断のための各種アセスメントツール(エニアグラム・エゴグラム、MBTI、DiSC、ソーシャル・スタイル分析等)を試してみるのもいいかもしれません。Web上でも無料で試すことができるツールが数多く紹介されていますので、是非試してみてください。

2010年5月11日

魅力の自覚

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

前回の加山先生のブログの冒頭を見てドキッ。私も連休明けに風邪を引いてしまったのでした。
もう快復しましたが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか。

さて、4月以降、起業相談が目白押しでしたが、今日は少し落ち着いた一日でした。
最近のご相談を振り返ってみると、こんな例がいくつかありました。

ご相談の前には、申し込みの際のコメントなどで、簡単な事業内容を拝見しています。それを見ただけでは、「特徴や必然性がなくて、起業しても難しそうだな…」と感じることも正直あります。しかしお話を聞いていくうちに、オリジナリティや顧客から見た魅力が見えてきて、前向きなお話ができるようになるのです。


「事業を説明する」ときは、本来、短い字数であっても、どんな相手であっても、その魅力を最大表現するべきなんです。しかしご相談を受けていても、本当の魅力と思われる要素が出てくるのはお話を初めてしばらくたってからであることも多いのです。
ということは、あまり自分の事業の魅力を自覚されてないのではないかと思います。

・なぜ自分がこの事業をしようと思ったのか?
・なぜこの事業がお客様にとっていいものになると思ったのか?
・なぜこの事業が、競合に勝てるものになると思ったのか?

そういうことを今一度見直してみて、自分の事業の魅力を言葉にしてみてくださいね。その言葉は、宣伝広告のキャッチコピーなどにもつながっていきますよ。
そして、事業を紹介するときは、真っ先にそれについて話してくださいね。

2010年5月 6日

事業計画作り

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

今年のゴールデンウィークは日の並びも良く絶好の行楽日和が続きましたが、有意義な休暇を過ごせましたでしょうか。
連休前後の気温の急激な変動や日頃の疲れも重なり体調を崩されている方が多いようですが、連休の疲れを引きづりつつ今日を迎えている方は早く生活のリズムを取り戻すように努めることが先決ですね。

さて、先日の私の起業相談当番日に来訪された2名の方から、事業計画についてのご相談をお受けしました。
両名とも創業を目指して活動中の方で、個々にある目的のため事業計画を作ろうと考えておられました。
ひとりの方は自分のビジネスアイデアの完成度を高めるためのアドバイスが欲しいというものでした。
もうひとりの方は金融機関からの資金調達のために事業計画書の作り方を知りたいというものでした。

それぞれに事業計画を作る目的は違いますが、双方とも共通している点もあります。
それは両者とも「自分が考える事業を実現したい」という思いと、そのために必要な「人、もの、カネ、情報」といった経営資源を上手に調達したいという思いです。
一見当たり前の事ようですが、起業を目指す方々の多くに共通して見られる特徴として、「自分の思い」の強さに惑わされて世間を冷静に見極める姿勢を忘れてしまっている点があるように感じます。また、起業家が最初に売り込む商品は自分自身とそのアイデアであり、事業計画書作りは自分自身を売り込むためのカタログ作りであるという発想が抜けています。

先日も当プラザの資金調達に関する専門家相談を担当している(株)日本政策金融公庫 神戸支店 久保氏とお話させていただく機会があり、その話の中で公庫(旧 国民生活金融公庫)の創業資金融資を申し込まれる方が提出される事業計画書の内容の話題が出ました。提出される事業計画書では売上や利益の根拠となるマーケットの特定(絞り込み)が曖昧で、事業の成功可能性を判断しづらい内容が多いというのです。そのため、売上計画の根拠を明確にして、事業が継続できて借入金の返済できる計画内容に再検討していただくようお願いするケースが多いとのことでした。
これでは自分自身や自分のアイデアの魅力を上手に伝えられているとは言い難いですし、民間金融機関や投資家が相手だと見向きもしてもらえません。

事業計画を考えることは、自分が考えるビジネスや夢の実現シナリオを具体的に表現する作業ともいえます。
また、事業計画書は自分の思いを冷静に振り返る機会であり、自分を取り巻く他者(金融機関や取引先、得意先(顧客)、社員、家族、親戚等の関係者)に自分の思いを上手に正確に伝えるためのツール作りです。
皆様が自社の商品やサービスを売るための資料やカタログを作る場合、顧客の気持ちを効果的に引きつけるために、より良い見せ方・表現方法といったテクニックを研究され、駆使される事と思います。
一方、事業計画書は自分や自分のアイデアという商品を相手に価値があると思わせるためのツールであり、自分をより高く売り込むためのカタログ作りともいえます。
ですから、商品カタログを作る時と同様に、事業計画書としてのより良い見せ方や押さるべきポイント、テクニックを研究し、駆使することが必要になります。

巷には事業計画書の作り方・考え方を学ぶ機会が多く準備されており、その気になれば何時でも学べる環境があります。
当プラザの「起業家養成講座」や「テーマ別基礎講座」もそのひとつですし、各地の商工会・商工会議所、各種中小企業支援機関が主催するセミナーも多数あります。
これから起業・創業を志す方々には、これから直面する「経営」というものを理解していただくためにもそれらのセミナーを受講してみることお勧めします。

神戸市の起業家支援施設 - SOHOプラザ起業家支援ブログ

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2010年5月25日

ビジネスプランの評価

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
今日はじめてご相談に来られた方は、長年自営業をされたご経験のある方で、すでにビジネスプランも概要を書いてきてくださいました。
プランの可能性等についてのアドバイスというのがひとつの目的でした。

残念ながらプランの一部については、少しリスクもあるようでしたので、やや厳しい見方で意見を述べさせていただきました。プランがダメというよりは、相談者の方の現況や目的なども含めて考えると、慎重に検討された方がいいのでは、という判断でした。

起業相談で、「この事業はいけそうですか?」と聞かれることも多々あります。
このような時に、私はなかなか歯切れのよい回答はできません。

力不足もあろうかと思いますが、例えば自分が出資するとか事業主体であるとかであるのでない限り、是か非かという判断は困難だと思うからです。事業可能性というのは、あくまで確率の問題でしか評価できないものです。
そして、新規性や独自性のあるビジネスほど、評価は割れやすいものです。新規性の高いビジネスプランでは、一流の専門家が軒並みダメだと言った事業がヒットするなんてこともあります。

我々専門家がお答えできるのは、あくまでも確率であり(しかも専門家でも見解が異なることも多い)、当たり前のことですが実際に決断するのは起業家自身です。
しかし、確率が低いと考える人が多いほど、事業の困難も大きいというのも確かですから、意見は意見として受け止め、参考にしてよりよい決断をしていただければと思います。

2010年5月20日

起業セミナー「ホップ編」もよろしく!

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

前回の箕作先生のブログでもご紹介がありましたように、来月5日から本年度の起業家養成講座がスタートします。
6月5日のプロローグ編には多数の方から受講申し込みを頂きましたので、当初の定員枠(15名)を広げてできるだけ多くの方に受講していただけるようにしました。まだ、少し定員枠に空きがあるようですので、ご興味のある方は早めにお申し込み下さい。

また、「プロローグ編」に引き続き、6月19日からは「ホップ編」が開催されます。
本編「いつかは起業したい人のための準備塾」は、起業の夢はあるもののはじめの第1歩を踏み出す勇気が持てない人を対象として、以下の全3回のテーマ別講座で構成されています。

 第1回 : やりたいこと・できることも見つめよう
 第2回 : ビジネスアイデアを広げよう
 第3回 : ビジネスアイデアを深めよう

本編第1回講座は私が担当させていただき、第2・3回講座は箕作先生が担当されます。

本編では、「個性を活かしたビジネスアイデア」づくりをテーマに、自分の思いや形のない資産(知識・経験・スキル、ネットワークの強み)を引き出して整理していく過程やビジネスアイデアを組み立てていく過程を、ワークによる体験を通して習得していただくことを目指しています。
「自分をあり方」を知ることの大切さは先週の私のブログでもご紹介したとおりですし、アイデアの作り方を知っておくことは起業家だけではなくビジネス全般に広く活用できるスキルでもあります。

講座開講までまだ日がありますので、現時点での参加申し込み状況では定員枠までにまだ十分な余裕はあります。
しかし、本講座はワークショップ形式での進行を予定しているために、講座の品質を維持するためには講師の目の届く範囲に定員枠の上限を維持しておく必要があります。そのうえで、ご参加頂いた方個々に内容のある情報をお伝えできるような講座づくり目指しています。
そのため、参加希望人数が定員枠の制限(12名)を越えてしまうと、ご参加いただけない場合があります。
開催日が近づくとお申し込み問い合わせが急に増える傾向がありますので、ご興味のある方や参加を予定されている方は早めに申し込みされることをお勧めします。

2010年5月18日

起業セミナー「プロローグ編」のご案内

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

すでにメルマガやHPで告知済みですが、6月5日(土)の「起業を知りたい人のための入門塾」は、私が担当させていただきます。
このセミナーは、今後順次開催される起業セミナーのプロローグ編という位置づけのもの。
「いつかは起業してみたいが、何から手をつけていいのか分からない」という方がターゲットです。起業相談でも、「何から始めたらよいですか?」「どんな勉強をしておけばよいですか?」というご質問が多いのです。
そんな方のために、このセミナーでは、起業準備を始める前にぜひ知っておいていただきたいことをコンパクトに整理してお伝えします。

また、このセミナーでは、すでに起業された方をゲストとしてお呼びし、貴重な経験談をお話いただきます。

今回のゲストは、「CUTEレンタカー神戸」の大野さん。
学生専用のレンタカーを2007年に開業されました。
「貴重な学生時代にたくさん思い出を作って欲しい」という強い思いをお持ちで、料金も格安です。「車」という維持費の必要なビジネスで、格安料金を維持するのはとても大変なこと。
色々とご苦労もされながも、不屈の精神で事業を成長させておられます。
これから起業される方には、ぜひお話を聞いて欲しいと思い、ゲストをお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。起業前には、SOHOプラザのセミナーも受けてくださっていたそうです。

強い信念をお持ちなのにとても謙虚な方でもあり、人間的にも素晴らしい方だと思っています。

ちなみに本セミナーは、定員15名のところ、すでにお申込者多数とのことで、定員増をして対応する予定になっています。
どうぞお早めに、下記よりお申し込みくださいね。
http://www.soho-plaza.com/service/seminar.php

2010年5月13日

自分のあり方

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

さて、前回の箕作先生のブログの「魅力の自覚」では、自分の事業の魅力を自覚できていない、もしくはうまく整理できていない方が多いといった内容のお話が紹介されていました。そのうえで、事業の魅力を考える際に必要な3つの切り点が紹介されていました。
それら3つの切り口を自分なりに整理しておくことは、商品を売る現場ではとても大切なことですし、それをうまく表現できるように準備しておくことが、営業成績を上げるための第1歩になります。

加えて、事業を取り巻く状況は個人の力では簡単には変えられませんから、それらの状況を受け入れたうえで、自分の思いに共感してくれる人・顧客を見つけ出すことが、事業を成功させるうえでは必要不可欠になります。
そのうえで、顧客に自分の思いや商品に共感してもらい、納得してもらえなければ商品は売れませんし、事業を続けていくこともできません。

つまり、経営者や管理者には他者(顧客や取引先、部下、同僚等)から納得を引き出すためのスキルである「リーダーシップ力」を身につけておくことが求められます。
そして、リーダーシップを有効に発揮するためには、以下の3つの要素の関連をしっかりとおさえておくことが求められます。

第1の要素: 自分の思いやこだわり、行動様式(癖、スタイル)を把握した上での「自分のあり方」。
第2の要素: 他者の特徴を把握した上での「他者との関わり方」。
第3の要素: 企業を取り巻く状況と企業内部の状況の2つをきり分けて把握した上での「組織との向き合い方」。

特に、第1の要素である「自分のあり方」については無頓着な人が多いようです。
多くの人は自分のことだから分かっている「つもり」になっていますが、実際にはそれぞれに自分では気がついていない癖や、ついやってしまう行動、こだわりがあり、その罠にはまって後悔するといった経験をくり返しています。
皆様にも、つい言ってしまった一言や行動がもとで人間関係がこじれたりけんか別れすることになってしまった、信用を無くして仕事が不調に終わったなどの現実に直面して、「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう、してしまったんだろう」と後悔した経験の1つや2つは必ずあるはずです。

自分で気づいていないものや意識していないものは、コントロールすることも回避することもできません。
そのような感情や行動の見えない罠にかからないようにするためには、自分自身を客観的に見る姿勢を作ること、何時でも「自分のあり方」を意識して行動できるようにしておくことが大切になります。

特に、起業を目指す人には、「自分の夢」色に染まった色眼鏡で世間を見ていることを認めない、気がつかない傾向が多分に見られます。先ずは自分が身につけているものの見方、考え方、自分の夢やこだわりという色眼鏡の色合いを知り、その上で他者や組織と向き合うときには、その色眼鏡を外したクリーンな状態で向き合えるようにすることが、物事を正しく冷静に見極めるためにとても大切です。

「自分のあり方」を知る手がかりとして、性格診断や行動特性診断のための各種アセスメントツール(エニアグラム・エゴグラム、MBTI、DiSC、ソーシャル・スタイル分析等)を試してみるのもいいかもしれません。Web上でも無料で試すことができるツールが数多く紹介されていますので、是非試してみてください。

2010年5月11日

魅力の自覚

こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

前回の加山先生のブログの冒頭を見てドキッ。私も連休明けに風邪を引いてしまったのでした。
もう快復しましたが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか。

さて、4月以降、起業相談が目白押しでしたが、今日は少し落ち着いた一日でした。
最近のご相談を振り返ってみると、こんな例がいくつかありました。

ご相談の前には、申し込みの際のコメントなどで、簡単な事業内容を拝見しています。それを見ただけでは、「特徴や必然性がなくて、起業しても難しそうだな…」と感じることも正直あります。しかしお話を聞いていくうちに、オリジナリティや顧客から見た魅力が見えてきて、前向きなお話ができるようになるのです。


「事業を説明する」ときは、本来、短い字数であっても、どんな相手であっても、その魅力を最大表現するべきなんです。しかしご相談を受けていても、本当の魅力と思われる要素が出てくるのはお話を初めてしばらくたってからであることも多いのです。
ということは、あまり自分の事業の魅力を自覚されてないのではないかと思います。

・なぜ自分がこの事業をしようと思ったのか?
・なぜこの事業がお客様にとっていいものになると思ったのか?
・なぜこの事業が、競合に勝てるものになると思ったのか?

そういうことを今一度見直してみて、自分の事業の魅力を言葉にしてみてくださいね。その言葉は、宣伝広告のキャッチコピーなどにもつながっていきますよ。
そして、事業を紹介するときは、真っ先にそれについて話してくださいね。

2010年5月 6日

事業計画作り

こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。

今年のゴールデンウィークは日の並びも良く絶好の行楽日和が続きましたが、有意義な休暇を過ごせましたでしょうか。
連休前後の気温の急激な変動や日頃の疲れも重なり体調を崩されている方が多いようですが、連休の疲れを引きづりつつ今日を迎えている方は早く生活のリズムを取り戻すように努めることが先決ですね。

さて、先日の私の起業相談当番日に来訪された2名の方から、事業計画についてのご相談をお受けしました。
両名とも創業を目指して活動中の方で、個々にある目的のため事業計画を作ろうと考えておられました。
ひとりの方は自分のビジネスアイデアの完成度を高めるためのアドバイスが欲しいというものでした。
もうひとりの方は金融機関からの資金調達のために事業計画書の作り方を知りたいというものでした。

それぞれに事業計画を作る目的は違いますが、双方とも共通している点もあります。
それは両者とも「自分が考える事業を実現したい」という思いと、そのために必要な「人、もの、カネ、情報」といった経営資源を上手に調達したいという思いです。
一見当たり前の事ようですが、起業を目指す方々の多くに共通して見られる特徴として、「自分の思い」の強さに惑わされて世間を冷静に見極める姿勢を忘れてしまっている点があるように感じます。また、起業家が最初に売り込む商品は自分自身とそのアイデアであり、事業計画書作りは自分自身を売り込むためのカタログ作りであるという発想が抜けています。

先日も当プラザの資金調達に関する専門家相談を担当している(株)日本政策金融公庫 神戸支店 久保氏とお話させていただく機会があり、その話の中で公庫(旧 国民生活金融公庫)の創業資金融資を申し込まれる方が提出される事業計画書の内容の話題が出ました。提出される事業計画書では売上や利益の根拠となるマーケットの特定(絞り込み)が曖昧で、事業の成功可能性を判断しづらい内容が多いというのです。そのため、売上計画の根拠を明確にして、事業が継続できて借入金の返済できる計画内容に再検討していただくようお願いするケースが多いとのことでした。
これでは自分自身や自分のアイデアの魅力を上手に伝えられているとは言い難いですし、民間金融機関や投資家が相手だと見向きもしてもらえません。

事業計画を考えることは、自分が考えるビジネスや夢の実現シナリオを具体的に表現する作業ともいえます。
また、事業計画書は自分の思いを冷静に振り返る機会であり、自分を取り巻く他者(金融機関や取引先、得意先(顧客)、社員、家族、親戚等の関係者)に自分の思いを上手に正確に伝えるためのツール作りです。
皆様が自社の商品やサービスを売るための資料やカタログを作る場合、顧客の気持ちを効果的に引きつけるために、より良い見せ方・表現方法といったテクニックを研究され、駆使される事と思います。
一方、事業計画書は自分や自分のアイデアという商品を相手に価値があると思わせるためのツールであり、自分をより高く売り込むためのカタログ作りともいえます。
ですから、商品カタログを作る時と同様に、事業計画書としてのより良い見せ方や押さるべきポイント、テクニックを研究し、駆使することが必要になります。

巷には事業計画書の作り方・考え方を学ぶ機会が多く準備されており、その気になれば何時でも学べる環境があります。
当プラザの「起業家養成講座」や「テーマ別基礎講座」もそのひとつですし、各地の商工会・商工会議所、各種中小企業支援機関が主催するセミナーも多数あります。
これから起業・創業を志す方々には、これから直面する「経営」というものを理解していただくためにもそれらのセミナーを受講してみることお勧めします。