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創業支援相談員ブログ

神戸で起業支援をおこなっている「SOHOプラザ」のブログです。 起業に役立つ情報、日々の更新情報を発信いたします。

2010年3月30日

創業者のご紹介~加圧トレーニングルームAzur~

創業者のご紹介~加圧トレーニングルームAzur~

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

今期のブログもこれで最後です。一年間相談員を勤めさせていただき、たくさんの出会いがありました。来期も引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、最後のブログですので、おめでたいお話をご紹介させていただきたいと思います。
先日、嬉しいお知らせが届きました。
SOHOプラザにご相談に来られていた方が、めでたく開業されたのです。

加圧トレーニングルームAzur
http://www.azur-kobe.com/

流行している加圧トレーニングを皆様はご存知でしょうか?

Azur ホームページより
~腕や、足の付け根を専用の加圧ベルトで締め、適切に血流を制限して行うトレーニングです。こうする事で、腕や足に血液が滞留(プーリング)し、行き場を失った血液は、今まで流れていなかった場所に流れるようになります…続きはwebで~

私も友人からよさを聞いたりしていて、興味を持っていたところでしたので、早々に個人的に体験に伺うつもりです!

この創業者の方は、私と同じくらいのお子さんを子育てしている女性なのですが、素晴らしい行動力をお持ちです。相談に来られていても、てきぱきと課題をクリアし、あっという間に開業されてしまいました。
ホームページやチラシも、アドバイスさせていただいたことがちゃんと反映されていて、ターゲットに合った分かりやすいものになっていると思います。

お子様連れOKであること、もともとご本人が看護師さんだということも、このスタジオの魅力です。
それに、一対一で行うトレーニングですから、トレーナーの人柄というのはとても大事です。会話が楽しくて通う、ということも重要ポイントになりえますが、きっとこの方ならリピーターをしっかりつかんで、事業を成功させられることと思います。


このような形で、ぜひ今後もSOHOプラザご利用者の方のご紹介をさせていただければと思っています。
紹介してもいいよという方は、ぜひお問い合わせフォームから、もしくは相談時にお渡しした名刺のメールアドレスにご連絡くださいね。

2010年3月25日

今期の総決算

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

 私が当SOHOプラザの相談員を務めさせていただいてから今日で丸1年がたちました。
 この1年の間、多くの方々と個別面談やセミナーでお会いして、いろいろなお話しをお伺いさせていただきました。中には私が全く知らない業種や思いも考えたこともないビジネスアイデアをもあり、私自身が皆様から学ぶことも多い1年だったと感じています。

ただ、創業を考えているの方々のお話を聞いていて感じることは、そもそも、どうして自分のアイデアがビジネスとして成り立つかをきちんと説明できる人が少ないことです。つまり、誰にいくらぐらい売れていくらぐらい儲かるかがはっきりしない場合が多いのです。新しく事業を始める時に、「その事業でいくら儲かるかが確定できていれば何の苦労もない」というのは、まさしくその通りです。ただ、何となく売れる気がしたからやってみるのでは、成功も運まかせということになってしまいます。

起業をするには、少なくともこれくらいは売れなければビジネスとして成立しないということぐらいは考えておく必要があります。そして、それだけの金額を稼ぐにはどれくらいのお客様を見つける必要があるのかが明らかになっていなければ、有効な手だてを考える事もできません。つまり、新しく事業を興そうという人には、少なくとも以下の3つぐらいは、誰から聞かれても分かり易くを説明できる準備をしておくことが大切です。
①どうして、その事業・商品でないといけないのか。
②その事業・商品に共感してくれるお客様はどこにいるのか。
③そのお客様に何をどのように伝えて、どのような利益や満足感を与えられるのか。

私が相談をお受けするときにはそのような事を意識しつつ、「皆様の思いに共感する目」と「世間の目」という2つの視点でお話をお伺いするようにしています。そして、その方にとっての「強み」と「弱み」が何なのかを考えながらお話を進めていくようにしています。なぜなら、私たち相談員は起業の夢を持つ人たちのサポーターでしかなく、答えは相談に来られた方の心の中にあるからです。

来月からいよいよ相談員も2期目を向かえます。今後も皆様の良きサポーターになれるよう頑張りますので、皆様も気軽に当プラザをご利用下さい。来期も引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2010年3月18日

うわさ話の効用

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

皆様は、このような経験をしたことがないでしょうか。

会社の同僚たちが「近くに新規オープンした○○○店のランチは安くてとってもおいしいよ」とか、「その店のランチタイムはいつも満員だから、今日は早めに行ってみようよ」といった立ち話をしているところを偶然に耳にして、自分も今度その店に行ってみようと思ったとか、実際に行ってみたという経験です。このような経験は、お菓子や化粧品、本や雑誌、CDやDVD、テレビゲームなどを買うときや、レストランやブティックといったお店を選んだりする際にも似たような経験をした人は多いと思います。

このような経験は一見「口コミ」にも似ていますが、実は違った心の動きの効用なのです。
「口コミ」とは、知人から直接「あの店はいいよ」、「あの商品はいいよ」という情報を伝えさせることで、相手に行動する気を起こさせることをいいます。 一方、上の例では、他人のうわさ話を聞いて「自分も行ってみたい」、「買ってみたい」と思うようになっているのですから、「口コミ」とは違った心の動きがあるです。

このような心の動きのことは「漏れ聞き効果」と呼ばれていて、使い方によっては「口コミ」より効果的な説得の方法といわれています。つまり、漏れ聞いたうわさ話はより効果的に相手の心の奥に届き、相手をその気にさせる効用があるのです。
その理由として以下の3つの心の動きがあるといわれています。
①偶然に聞く話は心の準備をしないままに聞いてしまうために、聞き手の防御機能(バリア)が低くなっている。
②もともと聞き手には相手の説得を受け入れる必要がないので、気楽に聞いていられる。
③うわさ話をしている人は聞いている相手を意識していないので、聞き手は話し手の「説得したい」、「同意して欲しい」という気持ちを感じることもない。そのため、聞き手は話し手に対して心理的な抵抗感を持たなくて済む。

この「漏れ聞き効果」は、その内容が聞き手にとって興味ある事柄の時に特に効果を発揮するといわれています。その原因は、人は話の内容が自分の興味のある内容ならより詳しく知りたいという衝動に駆られるからだそうです。言い換えれば、そのような話題の時は、相手に直接伝えるよりも、偶然を装って間接的に相手に聞かせることで、より心に深く届かせるといった戦略的な説得術にも使えるということです。

皆様も、なかなか指示に従わなない部下を説得する際や、なかなか発注の決断をしてもらえない得意先の購買担当者を説得したいとき、店内で購入を迷っている様子のお客様を見かけたときに、偶然を装って「部下への期待感」や「商品の効用」を間接的に聞かせるといった「戦略的な説得術」を試してみてはいかがでしょうか。

2010年3月16日

チャレンジする女性たち

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

この一年間で当プラザで受けた創業相談の半分以上は女性の方からのものでした。この近辺には女性の相談員は少ないこともあるのかなとありがたく思っています。

ひとくちに女性といっても様々ですが、私にとって印象深いのは主婦の方による創業です。私自身子育て中であることもあり、当プラザでのことに限らず、新しいチャレンジとして創業される主婦の方のお話を聞くことが多いです。

女性創業者の方には元気な方が多いのですが、特に、出産・育児などでいったん仕事から離れたのち、起業に踏み出す方の勇気とエネルギーにはいつも感服させられます。
私自身は、出産後、一年程度のブランクがあったのですが、一年だけでも復帰後はじめてビジネスの会話をした時にはとても緊張したものです。その後もしばらく家庭モードとビジネスモードに大きなギャップがあり、意識して自分を切り替える必要がありました。
一年でもそんな状態だったのに、長い間仕事から離れておられた方にとっては、ビジネスの世界はとても縁遠いものに見えるのではと思います。実際に、「自分は何も知らなくて」とおっしゃる方も多いです。

そう言いながらも最終的に創業に至る方に共通するのは、本当に大きなエネルギーと不屈の精神をお持ちだと言うことです。
「何もしないよりやった方がいい!」という前向きさ、多少の失敗も「経験不足なんだからあって当然」と糧にしてしまう強さ、そんなことを感じます。

反面、「思い切ってもう一歩踏み出したい!」と思いながら、なかなか動けていない方も、プライベートなどでよく見かけます。長い間夢を語りながらも、今はムリ、私にはムリ、と動けない方。
でも、条件が完璧に整うなんてありえないので、動いたときが始めどきです。
SOHOプラザの創業相談は、最初の第一歩としても使っていただけたらなと思います。漠然としていても、お話を伺ううちにやりたいことが整理されてくることも多いですよ。
また6月ごろからは、創業を考えられている方向けのセミナーもやっていきますので、そちらもお勧めです。

2010年3月11日

2つの財布

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

暖かくなったとおもったら、一転して寒い日が続いていますね。一方で高知では桜が開花したそうで、例年より10日程度早いそうです。阪神間のさくらも例年より1週間程度は早くなりそうですが、できれば4月までは桜の花が残っていて欲しいような気がします。

さて、皆様は近隣のスーパーの折込チラシをチェックしていますか?特に一家の台所を預かる主婦の方にとっては、スーパーの特売情報は貴重な情報ですし、必ずチェックされているのではないでしょうか。私の奥さんも、新聞記事には興味がないようですがスーパーのチラシだけは真剣にチェックしています。また、スーパーにとって特売は主要なプロモーションのひとつであり、どの店でも特売品を設定しています。

スーパーが特売品を設ける目的がより多くのお客様に来店いただくことであることは皆様もご存じの通りです。
そして、スーパーの特売品には、低価格で誰もが平均的な価格を知っている商品を設定することが効果的といわれています。例えば、飲料や卵パック、インスタントラーメンといったものです。これらは、概ね価格が安定していて100円~200円程度ですし、誰もが標準的な価格を知っている商品です。その分値引きしたときのお客様に与える印象が大きいからです。だから、多くのスーパーが、それら商品を半額に設定する等、破格の値段設定で商品を販売する特売を実施しているのです。

特売をする店側の意図は、低価格商品の値引率を大きくすることでお客様のお得感を大きくして来客数を増やし、来店したお客様に高額の商品を値引きなしでご購入していただくようにすることでもうけを得る事です。
一方、お客様の立場からすると、「200円の商品が100円になります」といわれる方が、「1800円の商品を1700円にします」といわれるよりお得感が高まります。わざわざ来店して、目玉商品だけを購入されるお客様はそんなにはいらっしゃいませんので、結局店側が小さな出費で大きく儲ける事ができるのです。実質的にお客様が支払う金額は購入額の5%分をポイント還元してもらえる店と何ら変わらないのですが、特売品の設定の仕方でお客様のお得感は全く違ったものになります。

人は誰でも現実のお財布とは別に「心の財布」を持っているのです。スーパーの特売はお客様にお得感を与えることで、「心の財布」も開かせることが目的なのです。そして、より多くの商品を買ってもらうためには、客様の「心の財布」をいかに開かせるかが重要です。
皆様もお客様の「心の財布」を開かせる方法は何かを考えてみてはいかがでしょうか。 

2010年3月 9日

来期方針のミーティング

 こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

SOHOプラザでは4月より新年度となります。新年度に備えて、昨日、相談員と事務局の皆様でミーティングを行いました。今年一年を振り返り、よりニーズに合ったサービスが提供できるよう、方針を決めるためのものです。

創業支援をしている公的機関は、SOHOプラザ以外にも近隣にいくつかあります。そんな中でどんな特徴を出し、どんな役割を果たすべきかについて話し合われました。他の機関ではあまり力を入れられていない部分はどこか、当プラザが得意な部分はどこか、などを考えていき、コンセプトを改めてクリアにしたわけです。
こういった機関でも、マーケティングの考え方は、一般の事業と全く同じですね。
詳しくはまた後日、ご報告することになるかと思いますが、当プラザらしい方針が固まったと思います。

私たち創業支援相談員も二期目となります。
まだまだ反省点は多いですが、一年間利用してくださった方々の声をもとに、よりよい運営を目指して行きたいと思います。
来期もどうぞよろしくお願いいたします。
よろしければ、ご意見などぜひおよせくださいね。

2010年3月 2日

地域で違う

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

オリンピックに気をとられている間に、早くも3月になりました。暖かい日々が続き、春のにおいが少ししてきましたね。最近ちょくちょく県内のちょっと北の方に行くことが増えましたので、暖かいのはとても助かります。

北の地域への訪問は、あちこちのお店やメーカーのコンサルティングが目的です。私の住む神戸とは全く違う雰囲気の地域です。マーケティングを中心とした経営改善のアドバイスがテーマです。

ある飲食店で、メニューを見て驚きました。モーニングもランチも午後のメニューも、サービス満点でものすごくおトクなのです。例えば午後は、飲み物を頼むとシュークリームなどのデザートがついてきて、しかも選べるのです。これではなかなか利益はあがらないだろうとお話を聞くと、薄利多売でしんどいばかりとのこと。それなら少しくらいサービスの変更を検討してみては…と言いたいところです。

しかし、さらにお話を聞くと、それらのサービスは地域では標準的であるとのことでした。しかも常連さんが中心のお店ですので、簡単にサービスを変更するわけにもいきません。

都会であれば思い切って方向性を変え、新しいお客さんを獲得するという手段もないことはないですが、そもそも少ない人口の中で地元の人々に愛されてやってきているお店では、「今のお客さんの期待」を裏切ると一貫の終わりだと考えられます。

幸いそのお店は、薄利多売と言えどもきちんと利益をあげておられるため、サービス商品以外の魅力的な商品をアピールして客単価を上げる努力をするなど、小さな改善を積み重ねることとしました。

地域によって商売のやり方が異なってくるのは当然のことですが、人口特性が違うだけでなく「常識や習慣」が違うこともよくあることです。必ずしもそれを固く守らねばならないということではないのですが、その地域のお客さんがどんな消費習慣を持っているのかということはしっかり理解をしてビジネスをする必要があります。
知らない地域で開業するときは、まずは地元のお店に足を運んだり、住民の方の話を聞くなどして、よく理解するところからはじめることをお勧めします。
 

神戸市の起業家支援施設 - SOHOプラザ起業家支援ブログ

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2010年3月30日

創業者のご紹介~加圧トレーニングルームAzur~

創業者のご紹介~加圧トレーニングルームAzur~

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

今期のブログもこれで最後です。一年間相談員を勤めさせていただき、たくさんの出会いがありました。来期も引き続きよろしくお願い申し上げます。

さて、最後のブログですので、おめでたいお話をご紹介させていただきたいと思います。
先日、嬉しいお知らせが届きました。
SOHOプラザにご相談に来られていた方が、めでたく開業されたのです。

加圧トレーニングルームAzur
http://www.azur-kobe.com/

流行している加圧トレーニングを皆様はご存知でしょうか?

Azur ホームページより
~腕や、足の付け根を専用の加圧ベルトで締め、適切に血流を制限して行うトレーニングです。こうする事で、腕や足に血液が滞留(プーリング)し、行き場を失った血液は、今まで流れていなかった場所に流れるようになります…続きはwebで~

私も友人からよさを聞いたりしていて、興味を持っていたところでしたので、早々に個人的に体験に伺うつもりです!

この創業者の方は、私と同じくらいのお子さんを子育てしている女性なのですが、素晴らしい行動力をお持ちです。相談に来られていても、てきぱきと課題をクリアし、あっという間に開業されてしまいました。
ホームページやチラシも、アドバイスさせていただいたことがちゃんと反映されていて、ターゲットに合った分かりやすいものになっていると思います。

お子様連れOKであること、もともとご本人が看護師さんだということも、このスタジオの魅力です。
それに、一対一で行うトレーニングですから、トレーナーの人柄というのはとても大事です。会話が楽しくて通う、ということも重要ポイントになりえますが、きっとこの方ならリピーターをしっかりつかんで、事業を成功させられることと思います。


このような形で、ぜひ今後もSOHOプラザご利用者の方のご紹介をさせていただければと思っています。
紹介してもいいよという方は、ぜひお問い合わせフォームから、もしくは相談時にお渡しした名刺のメールアドレスにご連絡くださいね。

2010年3月25日

今期の総決算

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

 私が当SOHOプラザの相談員を務めさせていただいてから今日で丸1年がたちました。
 この1年の間、多くの方々と個別面談やセミナーでお会いして、いろいろなお話しをお伺いさせていただきました。中には私が全く知らない業種や思いも考えたこともないビジネスアイデアをもあり、私自身が皆様から学ぶことも多い1年だったと感じています。

ただ、創業を考えているの方々のお話を聞いていて感じることは、そもそも、どうして自分のアイデアがビジネスとして成り立つかをきちんと説明できる人が少ないことです。つまり、誰にいくらぐらい売れていくらぐらい儲かるかがはっきりしない場合が多いのです。新しく事業を始める時に、「その事業でいくら儲かるかが確定できていれば何の苦労もない」というのは、まさしくその通りです。ただ、何となく売れる気がしたからやってみるのでは、成功も運まかせということになってしまいます。

起業をするには、少なくともこれくらいは売れなければビジネスとして成立しないということぐらいは考えておく必要があります。そして、それだけの金額を稼ぐにはどれくらいのお客様を見つける必要があるのかが明らかになっていなければ、有効な手だてを考える事もできません。つまり、新しく事業を興そうという人には、少なくとも以下の3つぐらいは、誰から聞かれても分かり易くを説明できる準備をしておくことが大切です。
①どうして、その事業・商品でないといけないのか。
②その事業・商品に共感してくれるお客様はどこにいるのか。
③そのお客様に何をどのように伝えて、どのような利益や満足感を与えられるのか。

私が相談をお受けするときにはそのような事を意識しつつ、「皆様の思いに共感する目」と「世間の目」という2つの視点でお話をお伺いするようにしています。そして、その方にとっての「強み」と「弱み」が何なのかを考えながらお話を進めていくようにしています。なぜなら、私たち相談員は起業の夢を持つ人たちのサポーターでしかなく、答えは相談に来られた方の心の中にあるからです。

来月からいよいよ相談員も2期目を向かえます。今後も皆様の良きサポーターになれるよう頑張りますので、皆様も気軽に当プラザをご利用下さい。来期も引き続き、変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2010年3月18日

うわさ話の効用

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

皆様は、このような経験をしたことがないでしょうか。

会社の同僚たちが「近くに新規オープンした○○○店のランチは安くてとってもおいしいよ」とか、「その店のランチタイムはいつも満員だから、今日は早めに行ってみようよ」といった立ち話をしているところを偶然に耳にして、自分も今度その店に行ってみようと思ったとか、実際に行ってみたという経験です。このような経験は、お菓子や化粧品、本や雑誌、CDやDVD、テレビゲームなどを買うときや、レストランやブティックといったお店を選んだりする際にも似たような経験をした人は多いと思います。

このような経験は一見「口コミ」にも似ていますが、実は違った心の動きの効用なのです。
「口コミ」とは、知人から直接「あの店はいいよ」、「あの商品はいいよ」という情報を伝えさせることで、相手に行動する気を起こさせることをいいます。 一方、上の例では、他人のうわさ話を聞いて「自分も行ってみたい」、「買ってみたい」と思うようになっているのですから、「口コミ」とは違った心の動きがあるです。

このような心の動きのことは「漏れ聞き効果」と呼ばれていて、使い方によっては「口コミ」より効果的な説得の方法といわれています。つまり、漏れ聞いたうわさ話はより効果的に相手の心の奥に届き、相手をその気にさせる効用があるのです。
その理由として以下の3つの心の動きがあるといわれています。
①偶然に聞く話は心の準備をしないままに聞いてしまうために、聞き手の防御機能(バリア)が低くなっている。
②もともと聞き手には相手の説得を受け入れる必要がないので、気楽に聞いていられる。
③うわさ話をしている人は聞いている相手を意識していないので、聞き手は話し手の「説得したい」、「同意して欲しい」という気持ちを感じることもない。そのため、聞き手は話し手に対して心理的な抵抗感を持たなくて済む。

この「漏れ聞き効果」は、その内容が聞き手にとって興味ある事柄の時に特に効果を発揮するといわれています。その原因は、人は話の内容が自分の興味のある内容ならより詳しく知りたいという衝動に駆られるからだそうです。言い換えれば、そのような話題の時は、相手に直接伝えるよりも、偶然を装って間接的に相手に聞かせることで、より心に深く届かせるといった戦略的な説得術にも使えるということです。

皆様も、なかなか指示に従わなない部下を説得する際や、なかなか発注の決断をしてもらえない得意先の購買担当者を説得したいとき、店内で購入を迷っている様子のお客様を見かけたときに、偶然を装って「部下への期待感」や「商品の効用」を間接的に聞かせるといった「戦略的な説得術」を試してみてはいかがでしょうか。

2010年3月16日

チャレンジする女性たち

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

この一年間で当プラザで受けた創業相談の半分以上は女性の方からのものでした。この近辺には女性の相談員は少ないこともあるのかなとありがたく思っています。

ひとくちに女性といっても様々ですが、私にとって印象深いのは主婦の方による創業です。私自身子育て中であることもあり、当プラザでのことに限らず、新しいチャレンジとして創業される主婦の方のお話を聞くことが多いです。

女性創業者の方には元気な方が多いのですが、特に、出産・育児などでいったん仕事から離れたのち、起業に踏み出す方の勇気とエネルギーにはいつも感服させられます。
私自身は、出産後、一年程度のブランクがあったのですが、一年だけでも復帰後はじめてビジネスの会話をした時にはとても緊張したものです。その後もしばらく家庭モードとビジネスモードに大きなギャップがあり、意識して自分を切り替える必要がありました。
一年でもそんな状態だったのに、長い間仕事から離れておられた方にとっては、ビジネスの世界はとても縁遠いものに見えるのではと思います。実際に、「自分は何も知らなくて」とおっしゃる方も多いです。

そう言いながらも最終的に創業に至る方に共通するのは、本当に大きなエネルギーと不屈の精神をお持ちだと言うことです。
「何もしないよりやった方がいい!」という前向きさ、多少の失敗も「経験不足なんだからあって当然」と糧にしてしまう強さ、そんなことを感じます。

反面、「思い切ってもう一歩踏み出したい!」と思いながら、なかなか動けていない方も、プライベートなどでよく見かけます。長い間夢を語りながらも、今はムリ、私にはムリ、と動けない方。
でも、条件が完璧に整うなんてありえないので、動いたときが始めどきです。
SOHOプラザの創業相談は、最初の第一歩としても使っていただけたらなと思います。漠然としていても、お話を伺ううちにやりたいことが整理されてくることも多いですよ。
また6月ごろからは、創業を考えられている方向けのセミナーもやっていきますので、そちらもお勧めです。

2010年3月11日

2つの財布

こんにちは、創業支援相談員の加山晴猛です。

暖かくなったとおもったら、一転して寒い日が続いていますね。一方で高知では桜が開花したそうで、例年より10日程度早いそうです。阪神間のさくらも例年より1週間程度は早くなりそうですが、できれば4月までは桜の花が残っていて欲しいような気がします。

さて、皆様は近隣のスーパーの折込チラシをチェックしていますか?特に一家の台所を預かる主婦の方にとっては、スーパーの特売情報は貴重な情報ですし、必ずチェックされているのではないでしょうか。私の奥さんも、新聞記事には興味がないようですがスーパーのチラシだけは真剣にチェックしています。また、スーパーにとって特売は主要なプロモーションのひとつであり、どの店でも特売品を設定しています。

スーパーが特売品を設ける目的がより多くのお客様に来店いただくことであることは皆様もご存じの通りです。
そして、スーパーの特売品には、低価格で誰もが平均的な価格を知っている商品を設定することが効果的といわれています。例えば、飲料や卵パック、インスタントラーメンといったものです。これらは、概ね価格が安定していて100円~200円程度ですし、誰もが標準的な価格を知っている商品です。その分値引きしたときのお客様に与える印象が大きいからです。だから、多くのスーパーが、それら商品を半額に設定する等、破格の値段設定で商品を販売する特売を実施しているのです。

特売をする店側の意図は、低価格商品の値引率を大きくすることでお客様のお得感を大きくして来客数を増やし、来店したお客様に高額の商品を値引きなしでご購入していただくようにすることでもうけを得る事です。
一方、お客様の立場からすると、「200円の商品が100円になります」といわれる方が、「1800円の商品を1700円にします」といわれるよりお得感が高まります。わざわざ来店して、目玉商品だけを購入されるお客様はそんなにはいらっしゃいませんので、結局店側が小さな出費で大きく儲ける事ができるのです。実質的にお客様が支払う金額は購入額の5%分をポイント還元してもらえる店と何ら変わらないのですが、特売品の設定の仕方でお客様のお得感は全く違ったものになります。

人は誰でも現実のお財布とは別に「心の財布」を持っているのです。スーパーの特売はお客様にお得感を与えることで、「心の財布」も開かせることが目的なのです。そして、より多くの商品を買ってもらうためには、客様の「心の財布」をいかに開かせるかが重要です。
皆様もお客様の「心の財布」を開かせる方法は何かを考えてみてはいかがでしょうか。 

2010年3月 9日

来期方針のミーティング

 こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

SOHOプラザでは4月より新年度となります。新年度に備えて、昨日、相談員と事務局の皆様でミーティングを行いました。今年一年を振り返り、よりニーズに合ったサービスが提供できるよう、方針を決めるためのものです。

創業支援をしている公的機関は、SOHOプラザ以外にも近隣にいくつかあります。そんな中でどんな特徴を出し、どんな役割を果たすべきかについて話し合われました。他の機関ではあまり力を入れられていない部分はどこか、当プラザが得意な部分はどこか、などを考えていき、コンセプトを改めてクリアにしたわけです。
こういった機関でも、マーケティングの考え方は、一般の事業と全く同じですね。
詳しくはまた後日、ご報告することになるかと思いますが、当プラザらしい方針が固まったと思います。

私たち創業支援相談員も二期目となります。
まだまだ反省点は多いですが、一年間利用してくださった方々の声をもとに、よりよい運営を目指して行きたいと思います。
来期もどうぞよろしくお願いいたします。
よろしければ、ご意見などぜひおよせくださいね。

2010年3月 2日

地域で違う

こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。

オリンピックに気をとられている間に、早くも3月になりました。暖かい日々が続き、春のにおいが少ししてきましたね。最近ちょくちょく県内のちょっと北の方に行くことが増えましたので、暖かいのはとても助かります。

北の地域への訪問は、あちこちのお店やメーカーのコンサルティングが目的です。私の住む神戸とは全く違う雰囲気の地域です。マーケティングを中心とした経営改善のアドバイスがテーマです。

ある飲食店で、メニューを見て驚きました。モーニングもランチも午後のメニューも、サービス満点でものすごくおトクなのです。例えば午後は、飲み物を頼むとシュークリームなどのデザートがついてきて、しかも選べるのです。これではなかなか利益はあがらないだろうとお話を聞くと、薄利多売でしんどいばかりとのこと。それなら少しくらいサービスの変更を検討してみては…と言いたいところです。

しかし、さらにお話を聞くと、それらのサービスは地域では標準的であるとのことでした。しかも常連さんが中心のお店ですので、簡単にサービスを変更するわけにもいきません。

都会であれば思い切って方向性を変え、新しいお客さんを獲得するという手段もないことはないですが、そもそも少ない人口の中で地元の人々に愛されてやってきているお店では、「今のお客さんの期待」を裏切ると一貫の終わりだと考えられます。

幸いそのお店は、薄利多売と言えどもきちんと利益をあげておられるため、サービス商品以外の魅力的な商品をアピールして客単価を上げる努力をするなど、小さな改善を積み重ねることとしました。

地域によって商売のやり方が異なってくるのは当然のことですが、人口特性が違うだけでなく「常識や習慣」が違うこともよくあることです。必ずしもそれを固く守らねばならないということではないのですが、その地域のお客さんがどんな消費習慣を持っているのかということはしっかり理解をしてビジネスをする必要があります。
知らない地域で開業するときは、まずは地元のお店に足を運んだり、住民の方の話を聞くなどして、よく理解するところからはじめることをお勧めします。