お金かエコか
こんにちは。創業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
先日、ちょっと時期はずれではありますが、仕事で昨年度のヒット商品番付を調べる機会がありました。
毎年、年末になると、各社がヒット商品の番付やランキングを発表しているのです。
挙げられている商品は、各社で少しずつ異なりますが、全体を見ていると、やはり時代の傾向がよく現れているように思います。
昨年度は、不景気の影響で、安いものが売れた、という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか?確かに「激安ジーンズ」や「餃子の王将」など、低価格のものがいくつか挙がっています。
しかしどのランキングでも最上位に挙がっているのはハイブリッドカー。
トヨタ「新型プリウス」とホンダ「インサイト」が大ヒットしました。価格帯は下がりましたが、なにより安い商品とは言えません。
ここ数年で、消費者の環境への意識はかなり高まっています。
多少なら高くても環境に配慮した商品を選ぶ、という行動が目立ち始めていました。
昨年に関して言えば、不景気と環境意識の両方が影響し、「(必ずしも最安値ではないが)節約にもなり、エコでもある」という商品がヒットしているようです。
エコカー減税やエコポイント効果でエコカーやエコ家電が売れたり、すすぎが一回ですむ「アタックNeo」、電気を節約できる「LED」などが売れたりもしています。エコ意識を満たし、お財布にも優しい消費に満足を感じている姿が目に浮かびます。
安ければいい、エコならばいい、というわけでもなく、時代にあわせて消費者の態度が少しずつ変わっていくところはとても興味深いです。
特に今のような不景気では、「生活仕分け」が起こるので、変化が大きくなります。
今の時代の価値観にあわせたビジネスができているかどうか、常に見直していくことが大切ですね。
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