
●どんな方が相談に来られますか?
これからまさに起業しようという方、創業直後の方、社歴の短い方、が多いですが、個人事業者や零細企業の方がほとんどですね。そもそも誰に相談したらいいのかがわからない、という方が多いと思います。
●相談を受ける際に心がけていることは何ですか?
相談者にとってわかりやすいということです。専門用語を使うことなく、素人でも理解できるように。そして知識の習得にとどまらず、考え方を理解していただき、次に繋げる発想を身につけていただくように、努力しています。
●今までで最も多いのはどんな相談ですか?
契約とはそもそも何か、を御理解いただくように努めています。それがわかれば、応用は格段に拡がります。
●訊かれて困る質問はありますか?
抽象的な質問をされると困ります。「会社をつくるのに何に気をつけたらいいの?」など、単純には回答できない質問がそうです。そういう質問をする方は具体的な問題意識がない場合が多いので、逆にこちらから「どんな事業をするつもりなんですか?」と質問するようにしています。
●起業しようとしている人にどんな印象を感じますか?
「いいものであれば売れる」と考えている人が多いですね。そのような方は総務、経理、営業などの分野に疎く、「どうやって売るのか?」という視点が欠けていることが多いようです。「いいもの」といっても、「誰にとっていいものか」「なにが、どこが、いいのか」を伝えなければ、顧客にとっては「いいもの」ではありません。また、売れたとしても代金が回収できなければ、「売れた」ことにはなりません。
●仕事以外の趣味について教えてください。
山登りを学生の頃から続けています。今は時間もなく、体力も昔のようにはないので、年に数回、ハイキングに行く程度にしています。
●起業家へのメッセージをひと言お願いします。
自分の長所と短所を知ってほしいですね。長所を伸ばすにはどうすればいいのか?短所を補うにはどうすればいいのか?を考えることです。足りない部分を補うのにどうすればいいのか、自分で勉強するのか、人を雇うのか、専門家に相談するのか、あるいはそれ以外の方法があるのかをじっくり考えて欲しいです。