よいビジネスプランって?
こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。
いよいよ9月になり例年であれば秋の便りが聞こえてきそうな時期ですが、今年は異常気象ということで未だに猛暑日が続いていますね。しかし、9月といえば上期の決算月でもあり何かと忙しい時期です。
天気予報ではあと半月程度はこの暑さが続きそうですが、頑張って何とかこの暑さを乗り切りましょう。
さて、先日、(財)神戸市産業振興財団 経営支援部の方とお話しする機会がありました。
ご存じの方も多いと思いますが、(財)神戸市産業振興財団では「KOBEドリームキャッチプロジェクト」を主催者であり、また、起業家向けのオフィス提供や各種経営支援活動等を通して神戸市の創業支援事業の中核を担う活動をされいます。
その方との会話の中で、起業家の方に客観的な視点を持っていただく為にはどのような支援をすればよいのかという話題がでました。前回の私のブログでもご紹介しました「主観性と客観性」の違いを、起業家や経営者の方々にいかに気づいていただくかとい問題は、我々創業支援や経営支援に携わる者に共通する大きなテーマのようです。
それでは優れたビジネスプランとはどのようなモノなのでしょうか?
その定義はビジネスプランを読む人の立場や価値観によって様々に変化すると考えられます。
一方、よいビジネスプランとは、誰が聞いてもその計画の検証方法に信頼性や妥当性が認められ、適正な評価基準が兼ね備えられており、利用価値や実現可能性、維持可能性が高い(有用である)ものとも言えます。
「信頼性」とは、検証しようとするものをどのくらい一貫性を持って測定できているかを意味しています。
また、「妥当性」とは、その検証しようとしているものをどのくらい的確に測定しているか、または読み手にとってどれだけ有益な情報を生み出すものであるかを意味します。
そのなかでも妥当性を見るうえで特に重要なことは、内容と基準関連の妥当性です。
内容的妥当性とは、分析項目が適切であるかを調べ、分析しようとしている内容や領域が項目サンプルによってどの程度代表されているかを見ることです。つまり、内容に適切なレベルの完成度があるかという点をみていきます。
一方、基準関連妥当性とは、検証しようとしているものをその検査尺度以外の尺度(外的基準)で評価する妥当性のことで、主として元になる構成概念や理論(算出方法)が存在しない場合に使用されます。
例えば、自社の市場規模や目標売上高を設定する際に市場規模予測の精度を高めるやり方として、特性が似ている信頼できるデータを元にして、その相関から結論(推論)を導く方法があります。
市場全体というマクロな要因からターゲット層の割合を類推した市場規模を、個別の顧客行動などの積み上げによって考えたミクロ市場の規模に置き換えてを比
加えて、「有用性」とは実際的な有効性であり、この中には「実現できるか?」、「儲かるか?」、「続けられるか?」といった要素が含まれます。
いくら市場分析や検証の方法に信頼性と妥当性があっても、実行プロセス(実際の行動計画)が不明確であったり、費用・時間がかかりすぎるものはよいビジネスプラントは言えません。
つまり、起業家の身の丈にあった行動計画が伴わないビジネスプランは有用とは言えないのです。
今週末には、前期の起業家養成塾の締めくくりである「ジャンプ編 2回目」が開催されます。
受講生の皆様が前回講座での指導内容を受けて、自身のビジネスプランの信頼性や妥当性、有用性の表現方法をとのように工夫されたかをお聞かせていただけることが今から楽しみです。
10分1000円
こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
今日で8月も終わりですね。
学校の夏休みもおわり。ご自宅でお子さんが宿題に追われている…という姿を目にする方もおられるのではないでしょうか(まさしく我が家です)。
今日は、今月のある方のご相談でお話させていただいた「サービス業の価格設定」について書こうと思います。
相談者の方は、あるサービス業での開業を目指されていました。
一般に高額になりがちなサービスなのですが、多くの方に喜んでもらえるサービスであるため、低価格での提供を考えておられました。
まだ具体的に計算などされていないようでしたが、イメージする価格をお聞きしてみたところ、ご自宅に人を派遣し、2時間程度サービスを行い、3000円程度とのこと。
そして、それほど大規模な事業にするおつもりもないとのことでした。
これはお客様の目線でお考えになった価格ですので、まずその目線をお持ちのことは素晴らしいことと思います。
しかし、価格を考えるときには、この価格で利益が上げられるかどうか、という自分視点の計算もしてみる必要があります。
サービス業の場合は人件費が最大の原価となります。
人件費は、最低賃金を持ち出すまでもなく、誰かを雇用するとなると、一時間あたり700~800円程度は確実にかかります。
まして何らかの技術を持っている人となればなおさら高くつきます。
しかも、一回の仕事がたった2時間であれば、移動時間や待機の負担が大きくなりますから、さらに報酬を上乗せしなければ、求人が難しい可能性も大きいと思われます。
3000円のうち、仮に2000円で働いてくれる方が採用できたとしても、残り1000円で、交通費、広告費、経費、税金、自分の報酬(利益)などを得なければならないのです。
よほど大量にこなせれば別かもしれませんが、少し現実的ではないと思われます。
マッサージなどが代表的ですが、サービスの世界は、地域や業種にもよりますが、大体の相場は10分1000円といったところです。
これは決して暴利をむさぼっているわけではなく、上記のように考えていけば、一般にはこれくらいは必要であるということです。
無店舗であっても、訪問の時間や交通費、広告費などを考えると、それほど安くはできない場合も多いのです。
どうしても安くしたいと考えるのであれば、
・顧客を一箇所に集めて効率よくサービス提供する
・自動でサービス提供ができる機械を取り入れるなど、複数のお客様を一人のスタッフが担当できるようにする
・社会的意義を前面に出し、ボランティアを募る
・大規模に展開し、薄利多売とする
など、何らかの工夫が必要となります。
私自身は、今ちょうど鍼灸院に通い始めたところなのですが、上手に待ち時間を組み合わせて複数の患者さんを施術されています。美容院でも同様ですね。
かかる時間の割には安いな、と思ったらこのような工夫がされていることがほとんどですので、皆さんも一度観察してみてください。
起業家養成講座(ジャンプ編)が始まりました。
こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。
いよいよ8月も終盤を向かえておりますが、一向に涼しくなる気配も感じられない日が続いていますね。9月を迎えてもこの暑さが当分続きそうな気配ですので、皆様にはくれぐれもご自愛ください。
さて、先週末の土曜日に当プラザの起業家養成講座(前期編)の最終ステップである「ジャンプ編」が始まりました。本編は「いよいよ起業する人のための事業計画書作成塾」という位置づけで、ある程度具体的に創業を計画されている方を対象にしたセミナーです。実際にご参加されている受講生の方々も、かなり具体的な創業計画を検討されており、講義の内容もかなりハイレベルで濃いものになっています。
本編の講師は当プラザの起業支援相談員のひとりでもある大森先生が担当されており、私も自分自身の後学のため同講座に参加させていただきました。大森先生は経営コンサルタントとして長いキャリアを持ち、創業支援分野でも豊富な知識・経験・実績をお持ちです。そのようなベテランコンサルタントの講義や受講者の方々への的確なアドバイスは、私にとっても学ぶことの多い内容でした。
特に印象に残ったことは、「事業計画書とは主観性と客観性」という2つの視点です。主観性とは「自分の事業に対する想い」であり、客観性とは「周りの意見をどれだけ取り入れられるか」ということです。
それら2つの視点は、私どもが起業相談等の場で常々皆様にお伝えしていることであり留意している点でもありますが、改めで自分の想い(主観)を客観的に見ることの難しさを考えさせられました。
誰しも自分の想いを語ることは比較的簡単にできます。なぜなら、自分の想いは自分に聞けば分かるからです。そのため、主観的な視点で事業を見ることは、自分の想いさえ明確に出来ればそんなに時間のかかる作業ではありません。一方、自分の事業を客観的に評価するためには、自分以外の外部に評価基準を準備する必要があります。つまり、何をどの程度実現できれば標準レベルに達するのかが分からなければ、客観的な評価も出来ないということになるのです。
そのための方策として、大森先生は「①考える ②書く ③書いたことを話す ④他者の意見を冷静に聞く」という作業を繰り返す方法を紹介し、受講生の皆様に実際のワークによる体験を通して理解を深めていただくように講義を進めておられました。
具体的に起業を考えておられる受講生には、起業家としてのデビュー前哨戦として自分の考える事業をお披露目できる絶好の機会でもあり、発表の場でも皆様それぞれに真剣さが伝わってきました。また、各自が事業に対して真剣な分だけ、考えることや感じるものが多い講義内容になっているようにも感じました。
この10月から当プラザの起業家養成講座(後期編)が始まります。当プラザの起業家養成講座は起業を考えている人の段階に応じて4つのステップ(プロローグ編、ホップ編、ステップ編、ジャンプ編)で構成しております。また、漠然と起業したいと考えている人でも、全コースを通して受講していただくことで起業家としての必要な基礎力を身につけていただける様な構成になっております。
来年春に向けて真剣に起業を考えられている方は、起業家養成講座(後期編)へのご参加を是非ご検討ください。
信じる、信じない
こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
まだまだ暑いですね。外にいると、サウナにいるようです。屋外でお仕事しておられる方には、本当に頭が下がります。
さて、今日は私がご相談を受けるときのスタンスのひとつをご紹介したいと思います。
それは、「相談者が事実だとおっしゃることは事実だという前提お答えすること」。
当たり前のようですが、あちこちで創業のご相談をお受けしていると、日常生活なら興味を持たないような不思議なお話が多数あります。いわゆるスピリチュアル系が筆頭ですね。SOHOプラザ以外でお聞きすることが多いのですが、この一年だけでも、本音では「ホントかな?」と思ってしまうような案件を10件くらいはお受けしました。
こんな時は戸惑うこともあるのですが、「そんな怪しいものはダメですよ」なんて言ってしまっては、個人的な価値観を押し付けることになります。
ですので最近は、相談者の方の価値観を全面的に受け入れて、お話するようにしています。「こうしたら、こうなったのです!」と事実としておっしゃることは、それがいくらありえないように感じられたとしても、そのまま事実として判断します。(もちろん一回そうなったからと言って、普遍的なものと考えるというようなことはありません)
ただし、「不思議な話なので、怪しいと思うお客さんもいる」「私が信じるかどうかはさておき、これが事実であるという前提でお話をする」ということもあわせてお伝えするようにしています。
その上で、では最大限に成果を上げるにはどうしたらいいか、ということを考えていきます。
実はこのスタンスは「不思議」な案件に限りません。
誤解のないように個人的な意見は意見としてお伝えしているつもりですが、このような考えで前向きにアドバイスさせていただいているので、「可能性が高いと思ってくれた!」と自己評価のひとつにされてしまうことは心配のひとつです。
ご相談に来てくださる方は、このようなスタンスを理解の上、お聞きいただけると有り難いです。
10月から起業家養成塾(後期)が始まります。
こんにちは,起業支援相談員の加山晴猛です。
お盆は明けたましたが連日猛暑日が続き、夏バテにより体調崩している人が多いようですが皆様は大丈夫でしょうか?
さて、当プラザでは今週末8月21日(土)から、起業家養成講座のジャンプ編(全2回)が六甲アイランドの神戸ファッションプラザ内SOHOプラザでスタートします。この講座をもって6月からスタートした起業家養成講座(前期:全9回)が終了します。前期講座では、皆様の講座への意欲的な参加姿勢を頂き、とても充実した講座になりました。
同プラザでは、引き続き10月から新長田のシューズプラザ内SOHOプラザでも前期と同様の起業家養成講座(後期編 全9回)を順次開催します。
その皮切りとして、10月2日(土)の「起業を知りたい人のための入門塾」を開催します。
このセミナーは、今後順次開催される起業家養成塾のプロローグ編という位置づけで、「いつかは起業してみたいが、何から手をつけていいのか分からない」という方がを対象としています。この講座の講師は私が担当させていただき、起業準備を始める前にぜひ知っておいていただきたいことをコンパクトに整理してお伝えします。また、このセミナーでは、すでに起業された方をゲストとしてお呼びし、貴重な経験談をお話いただきます。
今回のゲストは、「有限会社 アドイン」の岡本さんです。。
同氏は東灘区魚崎で高齢者・障害児童等を対象とした各種コミュニティービジネスを運営しておられます。
ごく普通の専業主婦であった同氏は、子育てが一段落したことを期に一念発起、約10年前に社会に出て働く事を決意し、パート社員として働き始めました。その後、いくつかの仕事を経て平成16年に訪問介護事業を主事業とした有限会社アドインを設立して独立・開業しました。
その後、H17年2月にはNPO法人ケアット(http://caret-npo.org/)を設立し、児童デイサービスステーション「あい・ランド」や、高齢者向け訪問介護ステーション「あかね在宅介護」を開設して現在に至っています。
同施設では音楽療法等を取り入れた独自のプログラムによる高齢者の痴呆防止や障害児童の自立支援活動を中心に、地域に根付いた各種活動を展開しています。
その活動内容が地域社会に広く認知されるようになり、介護・福祉分野での活動の幅を着実に広げておられます。
福祉・介護分野とは無縁であった同氏は、様々な人との出会いを大切にしながら目の前の機会を着実につかむことで、多くの人たちの賛同を得ながら事業を成長させておられます。常に前向きな姿勢を持ち続け、新しいことに挑戦する意欲お持ちの方で、人間的にもとても魅力的な方です。
日程等の都合で前期の起業家養成講座に参加できなかった方や神戸市西部にお住まいの方は、10月から始まる同講座へのご参加をご検討ください。
間もなく同講座の受講申込み受付を始める予定です。施設の制限からご参加いただける定員にも限りがありますので、ご興味のある方はお早めに下記よりお申し込みください。
http://www.soho-plaza.com/service/seminar.php
また、当プラザでは、起業戦後でテーマ別の基礎的な知識を習得したいという方を対象としてテーマ別基礎講座(基本スキル編)「経営基盤を固めたい新米経営者のための基礎力養成講座」も、六甲アイランドの神戸ファッションプラザ内SOHOプラザで順次開催します。
「税務会計編」 2010年 9月11日 (土) 10:00~12:00
「広告宣伝編」 2010年 9月25日 (土) 10:00~12:00
「営業販売編」 2010年10月16日 (土) 10:00~12:00
「IT活用編」 2010年11月13日 (土) 10:00~12:00
「税務会計編」 2011年 1月15日 (土) 10:00~12:00
「資金調達編」 2011年 2月26日 (土) 10:00~12:00
http://www.soho-plaza.com/service/2010skill-kfm.pdf
ビジネスプランコンテストに応募してみませんか?
こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
トップページのお知らせにも掲載していただきましたが、今日は「ビザの会 ビジネスプランコンテスト」についてご案内させていただきます。
「ピザの会」というのは、私も参加させていただいている女性診断士の会です。研究会ですので、営利目的は一切なく、スキルアップと交流のために活動しています。
その一環として、毎年ビジネスプランコンテストを開催しています。
現在創業を目指す方や、創業間もない方からのビジネスプランを募集中です。男女問わずご参加いただけます。
ささやかながら賞金も金賞10万円、銀賞5万円とご用意しています。
応募締め切りは10月3日です。
また、受賞者の方には、プランの実現に向けてピザの会が一年間ご支援させていただきます。
詳しくは下記をご覧ください。応募の様式などもダウンロードできます。
http://www.w-pizza.com/
ビジネスプランをまとめるのは少し大変ですが、自身にとってもとても役に立ちます。この機会に作ってみてはいかがでしょうか。
ビジネスの大小に関わらず評価されますので、他のコンテストは敷居が高い、と思っている方もぜひご応募くださいね。
KYとTPO
こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。
連日、猛暑の日が続いいますね。この猛暑はお盆あたりまで続くそうですので、既に夏バテの兆候があらわれてきたなんて人はご注意ください。もうすぐお盆休みが始まる企業も多いようですので、この長期休暇を利用してリフレッシュに努めたいものです。
さて、今や「KY」という言葉はほとんど方がご存じのことと思います。
その場の雰囲気や状況などを察する(感じて掴みとる)ことを「空気を読む」と表現しますが、「KY」はこの「空気」と「読む」の頭文字で、主に空気が読めない人を意味する俗語として使われています。女子高生を中心に若者の間では以前から使われていた略語が2007年頃にマスコミ等で話題となり、それ以降、一般でも広く使われるようになりました。
「KY」にはいろいろな派生語があります。以下にその一部をご紹介します。
AKY: 「あえて空気読まない」の略語。
周囲の雰囲気や状況を気にしない、振り回されないといった姿勢を意味する。
CKY: 「超空気読めない」の略語。
場の雰囲気や状況が読めない人や読めないことを意味する。
MKY: 「マジ、空気読まない」の略語。
KYと同様に場の雰囲気や状況を察することが出来ない人を指すが、MKYはそういった人への苛立ちや呆れが伴い真剣に言う場合に使用される。
SKY:スーパーKY。つまり、「スーパー空気読めない」の略語。
場の雰囲気を察することが人並み外れて出来ないこと及び、察することが出来ていない人を意味する。
KYR:「空気読める」の略語。
場の雰囲気や状況が察知出来る人や察知出来ることをいう。
これらの言葉を並べてみると、女子高生をはじめとするいわゆる「今時の若者」の発想の豊かさや柔軟さ、感受性の高さには感心させられます。また、彼ら、彼女たちは周りの人をよく観察し、的確にその状態を表現し分けていると感じます。
一方、私の年代になじみがある略語に「TPO」があります。「Time(時間)」「Place(場所)」「Occasion(場合)、Opportunity(機会)」の頭文字をとって、「時と場所、場合にあった方法や服装や態度、等」を意味する略語として使われています。例えば、新入社員研修や学生の就職活動支援の現場では、「社会人として、TPOをわきまえた態度や言葉遣い、服装を選ぶことが大切」といった教育がなされています。
これら2つの略語、「KY」と「TPO」には使われている時代や世代の違いはあっても、時代や世代を超えて共通する部分があると感じます。つまり、社会で生き抜くためには、今も昔も「自分本位の価値観や視点に固執するのではなく、自分の周りをよく見て、周りの状況を感じてつかみ取ることが大切である」という普遍的な発想です。
この発想はビジネスを進めていくうえでもとても大切です。特に今のように先が読みづらい時代でも、うまく機会を捉えてビジネスでの成功を収めていくためには、何よりもお客様のニーズや時代の流れ・変化の行方をいち早く、的確につかみ取ることが益々重要になっています。
起業を目指している人はもちろんですが、企業にお勤めの方や学生の方でも、自分が「CKY」「MKY」になっていないか、自分本位な価値観に縛られて独りよがりの「AKY」になっていないか、真の「KYR」として的確に「TPO」を把握できているか、を絶えず自己点検してみる姿勢を持つことが必要ではないでしょうか。
コンセプトを練りなおす
こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
先週末は、起業家養成講座ステップ編の第2回目でした。
1回目で加山先生がしっかり盛り上げてくださったおかげで、皆さん引き続き意欲的にご受講いただきました。この回では、マーケティングがテーマでしたので、それぞれのビジネスのコンセプトやマーケティング戦略を考えていただきました。
今回は前のコースであるホップ編を受けていただいた方も多かったので、度々出てくる「コンセプト」という言葉に、「またか…」と思われた方もおられたかもしれません。
私の中ではマーケティングの幹となる体系は非常にシンプルで、でもそれをうまくやるのは訓練なしでは難しい、と考えていることもあって、繰り返しになっても敢えて取り入れています。
マーケティングは、白い画用紙のようなもの。基本はシンプルだけど、何を描くかが大事なのです。
何をどう描こうか、という根幹の部分は、一定のコツはありますが、自分の中から磨き上げていくのが一番大事です。
ぜひこの後も、何度も練りなおしてみていただきたいと思います。
もちろん、絵を描くにも色々なテクニックがあるのと同様、マーケティングにも個別の要素にはテクニックは色々とあります。
起業相談に来ていただいたら、コンセプトを一緒に考えたり、マーケティング戦略に細かくアドバイスをしたりさせていただきます。次回の3回目の講義のあとも、加山先生による個別相談を受け付けると思います。枠は少ないですが、ぜひご活用ください。
また、この2回目の講義の中では、神戸ドリームキャッチプロジェクトの認定を受けられた「神戸やきがし なごみ堂」さんを事例としてご紹介させていただきました。
こちらはご縁があって、認定後にご支援をさせていただいたのですが、ちょうどコンセプトやマーケティング戦略がテーマでしたので、格好の事例となりました。
お菓子のネット販売は競合がとても多く、難しい部分があるのですが、うちの子どもたちも心底ファンになってしまったほど、やさしくて美味しいお菓子ですので、その特長を活かすコンセプトや戦略を立てています。
そういえばドリームキャッチの認定を受けられた企業さんをこのブログでご紹介するのはこれで3社目ですね。
ハギノパールアンドジェム様、CUTEレンタカー様は、セミナーのゲストとしてご協力いただいた機会にご紹介させていただきました。
今後はセミナーを受けられた方から、このようにドリームキャッチに認定されたり、事例としてご紹介できたりする方がどんどん出てくるといいなと思います。
またシューズプラザでも同じセミナーがありますので、ご興味のある方はご受講くださいね。
起業相談サービスも気軽にご活用ください。
こんにちは、起業支援相談員の加山晴猛です。
先週末(7月24日)の土曜日から3週連続の起業家養成講座(ステップ編)が始まりました。
ステップ編の第1回講座では環境分析から事業の方向性を絞り込む方法を、理論解説とグループワークを通してご紹介しました。グループワークでは10名の受講生の方々の積極的な参加を頂き、とても活気のある講座になりました。
第1回受講生のうち8名の方が第2回以降の参加もお申込み頂いているようですので、第3回の私の当番講座の時に再び皆様にお目にかかれることを楽しみしております。
さて、当プラザで開催する各セミナーでは、毎回、受講生の皆様にアンケートへのご協力をお願いしております。それらのアンケートは、我々主催者側の意図や目的を受講生の皆様にうまくお伝えできたを評価・検証するとともに、今後のセミナーの内容をより充実させるための資料として活用させていただいています。
そして、毎回のアンケートではとても貴重なコメントを数多く頂いておりますので、ここで前回の講座でのアンケートに記載されていたコメントの一部を以下にご紹介させていただきます。
・ 実際にSWOT分析をグループディスカッションし、個々の視点の違いが面白かった。
・ 自分自身の着眼点をかえ、今後の計画を立てていこうと思った。
・ 思っていた以上に難しいことがわかりました。
・ 参考書を読んで分かった気になっていたが、ワークを実際にやってみるとまだまだ理解していないことに気付いた。
受講生の方からこのようなコメントを頂けたことは講師としてとても光栄であり、やりがいを頂いた気がします。
なぜなら、我々SOHOプラザの講師・スタッフが起業家養成塾を通して受講生にお伝えしたいことが、まさにこのコメントに集約されているからです。
前回の箕作先生のブログ「現場のノウハウと経営手法」でも述べられていた通り、「基本的な経営手法を学び、より体系的に広い視野で捉える方法を身につけることで、今まで知っている現場の知識やノウハウをさらに活かすことができるようになる」ことが、同講座の目的です。つまり、起業家・経営者として必要な知識のうち、「知らない知識」を学習によって「知っている知識」に高め、更にワークを通して「使える知識・スキル」に高めていくことが当講座の目的なのです。
ビジネスの世界では「知っているだけ」・「知っているつもり」の知識はほとんど役に立ちません。
知っている知識や情報を最大限に活用して成果を出す(売上をのばし、利益を確保する)仕組みや仕掛けを作りあげ、行動して目標を達成することではじめて経営者・ビジネスマン・ビジネスウーマンとして評価されるのです。つまり、ビジネスで成功するためには使える知識・情報やスキルの「量」もさることながら、「質」がとても重要になるのです。
知識の「質」を上げるためには、第三者からの客観的な評価・コメントが必要不可欠です。
また、スキルの「質」を挙げるためのは、繰り返しのトレーニング・経験が必要不可欠です。
これら、起業家や経営者を目指す方々に求められるスキルのあるべき姿と現状の自分とのギャップを自覚することがとても重要であり、それに目を向けていただくことが起業家養成塾等の各種セミナーを開催する目的なのです。
しかし、各セミナーの限られた時間や定員枠のなかで皆様の個別具体的な相談に応じることは困難です。
そこで、当プラザでは個々に不足している起業方法や経営に関する知識を確認・習得をしたい方や、経営上の問題を抱えている創業間もない経営者を対象に、それら個別のご相談に対応するためのサービス(起業相談・専門家相談)も提供しております。
経営者は誰しもいろいろな経営上の悩みや問題を抱えて、日々奮闘されています。特に、起業を考えている方や起業間もない方の多くは、何をどのように相談してよいかも分からないというのが本音かもしれません。
そのような漠然とした不安や不便も誰かに相談して見ることで問題の本質や解決の糸口が見えてくることも多々あります。
各種ご相談を承りますので、当プラザの各種相談サービスも気軽にご活用ください。
現場のノウハウと経営手法
こんにちは。起業支援相談員の箕作千佐子(きさくちさこ)です。
今週末は、起業家養成講座の第2回目を担当します。
当プラザの起業セミナーは、個別ワークなどに時間をとり、個々のプランに応じた学びが得られることを目指しています。ですが、レクチャーの時間ではどうしても汎用的な経営手法のお話となります。
当プラザのセミナーに来られる方ではないですが、たまに「ウチの業種は違うから役に立たない」「ウチの業種を知らないコンサルタントに相談しても意味がない」とおっしゃる方もおられます。
もちろん、皆さんそれぞれ社会人として、ビジネス経験がおありの方がほとんどですので、おそらくその業種や職種、事業についてはとてもよくご存知のことと思います。
当プラザのように幅広くご相談をお受けする場合、当然ながら私にはなじみのない業種の方のお話を伺うことも多いです。しかし、お話をうかがいながら、汎用的な経営手法をあてはめて、状況を整理し、今後の方向性を見出していくことはどんな業種にでも可能です。
起業セミナーも同様で、基本的な経営手法を学び、より体系的に広い視野で捉える方法を身につけることで、今まで知っている現場の知識やノウハウもさらに活かすことができるようになります。
私はビジネスの現場で蓄積されるノウハウはとても貴重なものだと思っています。簡単に見えることでも、様々な工夫が重ねられているものです。
これらに、経営手法を組み合わせ、よりスピーディで精度の高いビジネスをしていただければと思います。
逆にいうと、経営手法だけ知っていても、なかなか成功には結びつきません。今までの経験を活かす、経験がなければ徹底的な情報収集や実践で積み重ねる、などをして、簡単にはマネされないビジネスを構築してください。